みなさん、こんにちは。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は2009年最初ということで、2009年のフォントのトレンドを大胆にも予想してみたいと思います。実際にはそこまで大きなムーブメントは起こらないのですが、過去にデザイナーのカタカナフォントが流行ったり、ビットマップフォントが流行ったり、欧文フォントでも「Serpentine」や「DIN」が流行った時期がありました。当たる当たらないは別として、今回は最近のタイポグラフィのトレンド分析をお送りしましょう。
日本語は「見やすくて、親しみやすい書体」
これまで、どちらかというと紙媒体での使用を想定した書体が多かったと思います。しかしながら、最近はウェブやゲーム、携帯電話など、画面でのフォントが重要視されています。Windows Vistaには、“明瞭”なる“メイリオ”が搭載されたり、シャープ製の携帯電話にアクシスフォントが採用されたりと、徐々にその動きを感じるようになってきました。

アクシスフォント
私自身もウェブデザイナーとして、日々様々なものを制作していますが、特に理由のない限り、ウェブデザイン上で明朝体はほとんど使わないです。というのも、小さく使うと潰れて見にくくなってしまう上に、各々の明朝体の特徴が見えなくなってしまうからです。ウェブは、見た目だけではなく、ユーザーに使ってもらう部分もデザインしなければいけません。そうなると、見にくいフォントは必然的に候補から外れていきます。
見やすくて、親しみやすい書体……それはまさに次世代の書体と言えるでしょう。その代表格は、やはりアクシスフォントでしょうか。さきほどのシャープ製の携帯電話のほかにも、Appleや任天堂のWiiにも採用されています。アクシスフォントが使われているだけで、何となく親しみを感じて、安心してしまいませんか? イワタのUDフォントや、モリサワの新ゴシリーズも同様のコンセプトを持っているので、今年は他にも登場するかもしれません。
ちょっとひと休み:ついにWiiを手に入れる
昨年末、ついに購入。一緒に買ったソフトは「マリオカート Wii」のみで、あとはバーチャルコンソールで小学生のころ遊んだ懐かしいゲームを楽しんでます。まだ移植されていないSFCの「ライブ・ア・ライブ」や「ロマンシング サ・ガ2」あたりがきてくれるとうれしいんですが…。
欧文は「レトロ系のステンシルフォント」
流行に敏感な海外のクリエータの作品を見ていると、最近目にするのがレトロ系。70年代〜80年代によく使われていたような、ステンシル(型版)なフォントがよく使われているように思います。いわゆるロゴなどでの使用を前提にしたディスプレイフォントです。

ParaType Fonts(左)、Bebit(右)
このようなフォントの代表格と言えば、個人的にMilton Glaserのデザインした“Baby Teeth”というフォントではないかと思います。このフォントは入手が難しいようで、調べてみるとParaTypeからリリースされている“Bebit”が同等なようですね(詳しくはフォントブログのおすすめフォント「「Bebit / Baby Teeth」… テクノ系ステンシルフォント」をご覧下さい)。
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