こんにちは。InDesignの勉強部屋というWebサイトを運営している森裕司(YUJI)です。全5回の短期連載「InDesign乗り換え最終案内」もいよいよ最終回となりました。第5回は「PDF書き出し&ドキュメントのチェック」をお送りします。
InDesignには、作成したドキュメントに問題がないかをチェックするプリフライト、リンク画像やフォントを収集するためのパッケージ機能をはじめ、さまざまなチェック機能が搭載されています。これらの機能により入稿時のミスを減らし、問題なく出力できるデータ作成が容易となります。また、最近ではPDFによる入稿も増えています。PDF入稿では、配置画像やフォントを添付する必要がなく、ファイル容量が軽くすみ、データのやり取りも便利です。入稿先ともよく相談し、ぜひPDFも活用してみてください。
小冊子「いまさら聞けないInDesign乗り換え大作戦」を公開
なお、月刊DTPWORLD 2008年7月号収録のBook in Book「いまさら聞けないInDesign乗り換え大作戦」もダウンロードできるようにいたしました。乗り換え時の不安や使用時の疑問点を解消するためのポイントを、35項目に分けてわかりやすくまとめています。InDesignの勉強部屋の参照ページへのリンクも設定してありますので、この連載の参考にしてみてください。
PDF書き出し
ひとくちにPDFと言っても、出力や校正、Webでの配布など、用途はさまざま。目的に応じてどのようにPDFを書き出すのかは異なります。出力用であればフォントは埋め込まれており画像は高品質である必要がありますが、Web表示用であれば画像の解像度はおさえフォントは埋め込まれていなくてもよいかもしれません。
InDesignでは、用途に応じたPDFを簡単な操作で書き出せます。ファイルメニューから「書き出し」を選択し、「書き出し」ダイアログの「フォーマット」に「Adobe PDF」を指定します。ダイアログで詳細を設定することで、用途に応じたPDFを手軽に作成できます。
- プリセットのダイアログ
「Adobe PDFを書き出し」ダイアログ。あらかじめいくつかのプリセットが用意されており、印刷用途に使用されることの多い「PDF/X-1a」もメニューから選ぶだけで簡単に書き出せます。※クリックすると図が拡大します。
- 細かく指定可能なダイアログ
- Acrobat上でチェック
作成したPDFはAcrobat上でチェックすることも可能です。左図はAcrobat 9 Proを使用してPDFをプリフライトしたもの。なお、Acrobat上ではPDFのチェックだけでなく、フィックスアップ(エラー項目を修正する機能)も可能です。※クリックすると図が拡大します。
- Acrobat上でPDFに注釈を入れる
1 2
このエントリーをブックマークする
このエントリーにトラックバックする
このエントリーのトラックバックURL
http://withd.jp/mt/mt-tb.cgi/3159
DTPの新着記事
2009.06.22
今こそ使うトレンディな日本語書体・欧文書体
2009.06.19
ドイツコミック界の“先駆者”「Avant Verlag」
2009.06.05
今月の課題「バンド告知チラシ」デザイン
2009.05.25
改めて「フリーフォント」の存在について考える
2009.05.18










