2009.06.19

ドイツコミック界の“先駆者”「Avant Verlag」

イメージ:ドイツコミック界の“先駆者”「Avant Verlag」

Makis. のベルリンデザイン日誌 ♯10
Makis.(from ベルリン)

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残念ながら今回が最終回となったベルリンデザイン日誌。今年は異常気象のためか毎日のように夕立に洗われた緑に活気づくベルリンから、芸術性の高いコミック出版社「Avant Verlag」と、こぼれ話では、ちょうど今月開催されたデザインメッセ(見本市)、「デザインマイ」をご紹介します。

“先駆者”という名前を持つ出版社。

「Avant」とは、“前衛・先駆者”という意味。“アヴァン・ギャルド”という言葉でピンとくる方も多いと思います。その名前を持つこの出版社は、ベルリンの壁の崩壊のすぐ後に設立されて以降、前々回のレポートでご紹介したReproduktと共に、ベルリン発のドイツコミック界をリードする大御所として成長を続けてきました。

「Die Katze des Rabbiners(ラビ達の猫)」 「Die Katze des Rabbiners(ラビ達の猫)」
Avant ベストセラー
Joann Sfar「Die Katze des Rabbiners(ラビ達の猫)」

次のページでは、Avant Verlagの始まりをご紹介。ベルリンの壁の崩壊との不思議なエピソードとは?

こぼれ話:「デザインマイ」DMY International Design Festival Berlin 2009

2002年5月、ベルリンのデザインシーンを世界にアピールかつ、国際的なデザインシーンをベルリンに紹介するというコンセプトで始まりまった「デザインマイ」。今回は6月3日~7日まで「Same same, but different(同じ同じ、でも違う)」をテーマにベルリン各地でさまざまなイベントが開催されました。

アーティスト・デザイナー自身が独自で市場を主催・運営しているベルリンでは、デザインマイは観光的イベントのような外部的印象もありましたが、今回はベルリンならではの大きく自由なスペースの中で、ドイツ国内・外から集まった若いデザイナーのユニークな作品とエネルギーが、逆にここベルリンに新たな刺激をもたらしたのではないでしょうか?

大デザインクッションコーナー Biuro Kreacjaさんの展示スペース
右)残念ながら作者不明。大人から子供まで老若男女を問わずドイツ人はクッション好き。
そんな訪問者に大人気だった大デザインクッションコーナー。
左)ポーランドの家具デザイナーBiuro Kreacjaさんの展示スペース。

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