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デザイナーとしてはどうか

グラフィッカーとも呼ばれている

プログラミングも確かにゲームにおいて重要なところではある、ただそれ以上に実はこの職業もかなり重要だろうというのでは、『グラフィッカー』は重要な職業だろう。デザイナーといえば話が通じるかもしれないが、言うなればゲーム内に登場する見た目などを創造する職業だ。プログラマーが世界の法則を構築して、その構築された世界をどのように色鮮やかに仕立てていくのかを、グラフィッカーとしての仕事だ。天地創造した神に続き、さらにその後島や人を含めた生物を創造する役割を担っているのがグラフィッカー、そのように考えればしんなり来るだろう。プログラマーは瀬下院法則を作れるが、さらにキャラクターを始めとした登場人物や舞台を描き出すまでしていたら、当然労働量が恐ろしくなる。またグラフィッカーが登場する世界の色を創造しながら、世界法則まで構成する事も当然仕事的に不可能となる。中には担当している人もいるかもしれないが、いうまでも無く製作と労働時間は比例して加算されていくことになるため、製作中は人としての人権など取っ払った状態になると見た方が良いだろう。ないとは思うので、ここではそこまで追求しないで筆を折っておく。

どちらの仕事も非常に重要な仕事だ、そして欠かすことの出来ない人材となっているので人手は多いことに越したことはない。プログラマーとしてもそうだが、グラフィッカーとして活動する人も志望している人口が多いことに需要が過多になってしまうこともないだろう。ゲームの法則を作り出すプログラミング、そしてその法則を元にしてゲームに登場する森羅万象を作り出すグラフィッカー、この二つの業種はこの業界においてなくてはならないものとなっているので、需要は常にあると見て良いだろう。後は経験の差によるという、結果論に行き着くのもご愛嬌だ。

クリエイティブなあなたへ

グラフィッカーといっても

グラフィッカーという職種で行なうことになる業務は複数ある、単純に分けて考えると登場するキャラクターを創造するか、背景となる世界を克明に描き出すかなど多岐に渡った仕事を担うことになる。全てを担当することは稀で、ここでも得意分野などで分かれることもある。分かりやすい例として漫画家を連想してもらうと話は早いかもしれない。ネームを出して絵を描く先生がいて、その絵にベタを塗っていく、背景を担当している人、また下書きとして書いた鉛筆を消す人といったように、分担分けされている。それがコンピューター上の、ゲームでも当然のようにそれぞれ分担分けされるのだが、すべてに対して卒なくこなせる分に越したことはない。

ただそうした分担分けも大手と中小とで分けると、前者は細かく担当を細分化することで専門性を追及することは出来るかもしれないが、後者は人手の関係上もあって大まかに分類された作業を一通り担当することになるので不得意分野があったとしても担わなければならない。こういうとき大事なのが自分がどの作業を得意としているのかをアピールする、というのが大事だということだ。本来なら自分の得意とする分野があるにも関わらず、そこを主張しないでいると会社の状況でどの部門に配属されてしまうのか、個人の希望を受け付けてくれなくなってしまう。そうならないよう事前に何を得意としているのか主張することで、個人の意向を尊重してくれるので忘れないでおきたい。新人だと何様だと取られるのではと感じる人もいるかもしれないが、不得意なことから始めるよりも得意な仕事から入った方がより楽を出来る事を考えれば、割に合っているというものだ。

センスもだが、スピードが肝心

グラフィッカー、つまりはデザイナーとして何が求められるかというとセンスという風に取られることもある。ただ企業としてチームの作業を重視した作業ともなると、センスよりも効率という名のスピードを意識した仕事が求められることになる。早い時間で仕上げた作品の中にある質の高さ、これがベストとなるクリエイティブの仕事の境地だが、それが出来るまでに中々骨が折れるものだ。熟練したベテランでもどこか妥協しなければならない部分が出てきてしまうこともあるため、質は高く維持しながらもスピードを重視したものを製作することに意識をおいて仕事をしなければならない。新人でこれを求めようとする機運がIT業界に散漫しているのだから、そんなこと土台無理な話だ。

ではどうしたら少しでも目標に辿り着けるかだが、それは自分の実力に沿った目標を掲げることによって見合うだけのクオリティを完成させる、それを完遂できれば次の段階へと移行する、そのようにすれば仕事も効率よくはかどることになる。一言で達成できるかどうかはかなり難しいため、最初はハードルを低くしながらも徐々に上げていく事がこの作業のミソでもある。完成する事の喜びを覚えながら次のステップへと進むことが出来るので、高みを目指したいと考えているならやりがいを生み出せるだろう。目標は常に人を進化させるものだ、それを考えて日々活動していれば楽しくもなるものだ。

よくわからん業界用語

最後に

IT、ゲーム、ひいていえばクリエイティブ業界に属しているわけだが現状抱えている問題はいまだ解消する事無く、根本的な策を見出せないまま現在まで行き着いてしまっている。だがこのままこうしていれば確実に人手不足に伴う質の低下によって、日本経済への打撃は甚大なものになる事が予測できる。今後ますます加速することになるクリエイティブ業界だからこそ、今後の日本社会を構築して行く若者がやりがいのある、そして働くことに意味を見出せるような、そんな働きやすい場所を提供してくれるようになるのを願うばかりだ。

クリエイティブってなに
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