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実際の社内構造として

ゲームを作っている会社は基本的に規模は小さい

人気のゲーム会社となっているが、そうした会社の内部体制はどのようになっているのかも就職を希望している人からすれば大事な問題だ。大手ともなればかなり広いかもしれないが、大半のゲーム受託開発会社の内情で、社内で活動している社員の数はどんなに多く見積もっても10数人程度で構成されているところがほとんどとなっている。珍しい話ではなく、むしろ少人数で精鋭特化したゲーム製作としての時間を設けることで、よりヒット作を作り出そうとする意気込みを感じさせる部分がある。これだけ見ても、その会社に就職を希望したいとしても就職の窓口が無ければ当然、求人募集を展開していることはない。そのため、ゲーム製作を担当している企業への就職を希望したいとしてもまずは社内で社員の欠員が出るなどしなければ、仕事探しという話に移行することも出来ない。そういう意味では体制が既に構築されているので就職そのものも難しいと考えることも出来る。

ではこうした企業においての役職としてはどうなっているのかだが、大半が社長と取締役、そして残り全ては平社員というところが多いのも特徴だ。その後企業としての成長を遂げて人を増やせるだけの利益を積み重ねることが出来れば当然、会社としての規模も拡大することが出来る上、人手を増やすことも出来る。そうなると必然的に社長以外に、社員をいくつかのグループに分けて統括する人間を選出するといったこともしなければならなくなる。

こうした体制もそうだが、中には社内で明確にルールを整備しているといったところもあるという。それはそれで良い会社ではあるかもしれないが、やはり何より重要なのはゲーム作りに対して情熱を持っているかどうか、という点を置いて語る以外ほかに無いだろう。例えばまだゲームを一度も作っていないような会社であったとしても、あるとき出した初めてのゲームがいきなり大ヒットしてしまい、そのままゲーム関連で評価されるといったことも、実例としてあるからだ。会社としてキチンと整っていることも大事だが、ゲーム会社ということを考えればゲーム作りに対して強いこだわりを持っているところに惹かれたなど、理由が有ることに越したことはない。就職を希望している人はそういうところにも着目してみると良いかも知れない。

クリエイティブなあなたへ

基本的に競争社会

ただあまりアットホームな会社というのも、ゲームを製作する会社としては機運が少し足らないように感じられてしまうだろう。メリハリがあるのはいいことだが、業務内容があまりにもずさんだとあっという間にこの業界では衰退の一途を辿ることになってしまうため、切磋琢磨できるだけの厳しさを兼ね備えていなければならないのも、社内には必要なことだ。ゲーム制作会社だとはいっても、実情としてはやはり競争社会であることに変わりはない、それを意識することでいかに自分がこの会社でどこまで上り詰めることが出来るかが勝負となる。現在スタークリエイターとして活動している有名作品のヒットメーカーにしても、そうした厳しい環境を生き抜いて自分なりの個性を表現することが出来たからこそ勝ち上がることが出来たからだ。

勝負に対してあまり勝ち負けではなく、個性を意識すべきだとする見方をする人もいるだろう。だがこの日本社会ではそうした風潮はかなり薄いものとして見られてしまっている。また最近では仲間意識を重視している人もいるとのことで、そもそもどうして社内でそうした競争をしなければならないのかということに疑問を感じている人もいるとのこと。悪くはないがそれは引いていえば自分はこのままの状態で構わないと言っているようなものだ。その先に行きたいと願っている人からすればやる気を感じないなどの反感を生むことにもなるが、それぞれの考えとしてみればもちろん悪くはない考えだ。だが自分に対して置き換えてみれば、当然自分で何か作品を作り上げてみたいと感じたらやはり勝敗という概念を用いた世界へと飛び込まなくては、当人が抱いた思いが現実のものになるのは夢のまた夢の話となってしまう。

ただ勘違いしてはいけないのが、いくら自分をアピールしたいからといって独断的過ぎる行動ばかり起こしてはいけない。ゲーム製作は基本的にチームで行うもの、そしてそのチームを統括している人もいるので、自分勝手にしている人間がいれば当然ながら本人だけでなくチームの管理を任されている人間にもいらぬ影響を与えることになるので、団体行動を乱さないことも重要だ。苦手とする人も、それなりに自分のやるべき事はしっかりとやるくらいの意気込みは無くさないようにしなければならない。

よくわからん業界用語

ゲーム制作会社とメーカーの違い

では制作会社であるデベロッペーとメーカーとに、ゲーム業界は分けることが出来るのだがどのように違うのかというと単純に体制の規模が異なるという点にある。先に紹介した制作会社はデベロッペーとして、中にはプログラマーしかいないという企業もある。そうした会社では自分の意見を通しやすい分、経験を積んでいなければドンドン引き離されてしまうというのが特徴だ。一方でメーカーにおいては人が多い分教育体制がしっかりとしているので新人としてはありがたいが、自分の意見を通すためにはそれだけの人数以上を納得させるだけのスキルを持っていなければならないという面もある。

そう考えるとゲーム関連の企業に勤めることになったら。まずはそれなりに規模の大きなところで、特に新人ならしっかりと教育を受けてから、自分が寄りこの方向に進みたいという意志の元でその会社での仕事を行っていくか、それか転職を行うかの選択肢を立てる事が出来る。経験があればもっと道が開けるわけだが、新人ともなればまずは社内体制がしっかりと取れている、教育体制が出来上がっているところに就職していれば心強いところだ。それこそIT企業などに見られる、若者を使い捨ての道具として扱うようなことになってしまうと、後にも先にも道は閉ざされてしまうので勘弁してもらいたいところだ。

クリエイティブってなに
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