2008.08.28

各種CSS草案、その後

イメージ:各種CSS草案、その後

一歩先のWeb標準 ♯16
ゆう(我的春秋)

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この連載を執筆していて一番頭が痛いのは、原稿を書いた直後に新しい動きがあったり、それを見逃していたことに気づいた時です。もっともこうした悩みは、最新動向のレビューをしていれば常についてまわるものなので、気にしはじめるとキリがありません。

とはいえ、その中には見逃せない動きもいくつかあるので、今月はその落ち穂拾いにおつきあい下さい。

CSS 3 Web Fonts(草案)

CSS 3 Web Fontsは、閲覧者の環境に依存することなく、任意のフォントの出力を可能にする規格です。詳しくは過去の連載記事をご覧いただくとして、この数ヶ月で見過ごせない動きがありましたので、まずはそのあたりから。

IE8でのWeb Fontsの実装が噂される中、先月Bill Hill氏がIEBlogに投稿したFont Embedding on the Webというエントリーによると、どうやらInternet Explorer(以下IE)陣営は知的財産権保護を理由に、連載でも紹介したEmbedded OpenType(EOT)形式を標準化して、それをほかのブラウザベンダーにも採用するように働きかけていく模様です。

IEのChris Wilson氏も、ライセンスをチェックするための何らかの仕組みを実装しない限り、Microsoftは@font-faceで直にTTFやOTFを埋め込めるようにすべきではないと主張しています。(Fonts: embedding vs. linkingを参照)

ちなみにEOT形式自体は、IE6やIE7でもすでにサポートされているので、基本的にIE8で新たな実装を行うわけではありません。またEOT形式の標準化については、どうやら今年3月の時点ですでにW3Cに申請がなされていたようです。(Embedded OpenType (.EOT) Font Format Submission Request to W3Cを参照)

こぼれネタ: EOTフォントポータルを目指す? - FontEmbedding.com

FontEmbedding.comより
このMicrosoftのEOT標準化の動きと連動して、Ascender社がEOTフォントを生成するウェブサービス「FontEmbedding.com」を開始しました。

といってもこのサービス、今のところAscender社が用意している、7種類の選択肢(いずれも欧文フォント)しか利用できない上、生成するといっても、EOTフォントを利用するドメインをEOTファイルに埋め込むだけです。

EOT形式最大の利点である、必要なサブセットだけを選んで埋め込む機能はサポートされていません。

では、ブラウザの動向はどうなのでしょうか。次ページで検討してみます。

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» IE で Web Fonts を使う方法 (eot ファイルの作り方) from ヨモツネット 実験室
IE では Web fonts を使うことができます。ただし、現在は Microsoft WEFT などで作成した .eot のファイルにしか対応していま... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2008年09月23日 16:51


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